転職しようと考えている方の大きな悩みの一つに「年収」がありますよね。
特に初めて転職にチャレンジする方はなおさらだと思います。
- 実際のところ、転職によって年収って上がるの?下がるの?
- 転職の際にどこまで年収のことを気にする必要がわからない
こんな悩みを抱えている方に、筆者の経験をもとにお答えしていきます!
ちなみに筆者は、
外資系製薬会社(MR)
↓
コンサルティング会社(コンサル)
↓
ネット系(企画)←イマココ
というようなキャリアを歩んできています。
転職で年収は上がるのか?
どうせ転職するなら年収は上がったほうがいい!というのは当然ですよね。
でも実際のところどうなんでしょう。
厚生労働省の「転職者実態調査(平成27年)」によると、転職して給料が「増加した」人が42%、「変わらない」が22.7%、「減少した」が34.2%という結果になっていて、若干「増加した」が多いようです。

(厚生労働省「転職者実態調査(平成27年)」)
そうは言っても年収が上がるか下がるかは業界や職種によってかなり違うので、やはり人それぞれ状況は異なると思います。
では年収が「上がりやすい」転職と「下がりやすい」転職にはどのような特徴があるのでしょうか?

年収が「上がりやすい」転職
年収が上がりやすいのは、ずばり同業他社への転職です。あなたが現在働いている会社と同じ業界の同じ職種に絞って転職活動をすると、比較的年収UPを期待しやすいと言えると思います。
実際に筆者の前職時代の同僚は、ある製薬会社でMRをしていたのですが、競合の製薬会社から引き抜かれ、年収がプラス150万円、さらに移籍金として100万円なんてこともありました。
業界内の知識があり即戦力、また競合の情報を持っているという点で企業からすると高い年収を払ってでも採用したいのです。
転職して即年収UPを目指したい!という方は同業他社への転職をおすすめします。
年収が「下がりやすい」転職
一方、同業他社とは違いみ未経験業界・職種への転職は年収が下がりやすいのが現実です。
当然なのですが、未経験のため即戦力にはなりづらく、あなたのポテンシャルにかけて採用されたりするため、どうしても企業としてはいきなり高年収を払って採用、とはなりづらいという背景です。
実際に筆者も未経験業界への転職を2回したのですが、どちらのケースも年収は下がりました。
では未経験業界へ転職しないほうがいいのかというと、筆者はそうは思いません。
確かに転職したばかりの段階では確かに年収は下がるかもしれませんが、転職したことにより新たなスキル・経験が身につき、自分の仕事の幅が広がるのが未経験業界への転職の醍醐味だと思います。
自分の仕事の幅が広がると社外での市場価値が上がりやすいので、長い目でみると結果的には、未経験業界への転職のほうが年収を上げることになる可能性もあります。それは当然自分の頑張り次第なのですが。
短期的な年収UPは同業他社、長期的には未経験?
まとめると、転職による年収UPについては、短期的には同業他社に転職するほうが可能性が高く、一方で長期的な目線で見ると未経験業界で経験を広げるほうがいいかもしれない、ということになります。
一時的な年収UPを目指すか、やりたいことを追求して長期的な年収UPを目指すかは人それぞれの価値観だと思います。あなたの目指す方向性はどちらでしょうか?

いかがでしたでしょうか?
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