電話は時間のレイプだけど…
先日のブログで、ホリエモンの『多動力』にある「電話するやつと仕事をするな」とか、はあちゅう氏の「電話は時間のレイプ」という話を受けて、“本当に電話は時間のレイプなのか”ということを検証してみました。
結果、やはり“電話は時間のレイプ”だったのです。
しかしそれだけではないことに気づきました。
それは、
意味不明なメールも時間のレイプ
ということです。
実際にあった意味不明なメール
昨日、仕事中にこんなメールが来ました。
6/25のA支店の売上伝票に「■■からの売上」とあるのですが、B支店の売上が誤って計上されている可能性があります。(伝票は添付ファイルの通りです)
B支店の売上の一部は先月までA支店に計上していたという経緯を聞いています。
お忙しい中恐れ入りますが、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
このメールを見てどう思いますか?僕は、
意味わからん…何をすればいいの?
と思いました。
添付ファイルを開けば何かわかるかと思いきや、何もわからず。
このメールの意味を理解すべく、僕はあれこれ考えを巡らせてみましたが結局わからず、このメールの送り主に「何をすればいいの?そもそもなぜ僕に連絡してくるの?」と返信をせざるを得なくなってしまいました。
そしたら今度は電話がかかってきて、このメールの内容を説明されるハメに。
メールの意味を理解しようと想像する→わからないので質問メールを返す→電話かかってくる、これだけで軽く30分以上の時間が持って行かれることになりました。
『多動力』の中では、メールやlineなどの非同期通信は効率に仕事を進めるために重要、とありましたが、このようなメールの内容ではせっかくの非同期通信にも関わらず、逆に時間を使うことになってしまうのです。
メールを送るときに気を付けるべきポイント
こんなばかばかしいことにならないように、メールを送るときに「超」最低限押さえておくべきポイントは、
相手に何をして欲しいのかを明確に書く!
です。
これ基本中の基本かと思いますが、意外とできてないこと多くないですか?よくそういうメール来ませんか?
今回の事例でも、「ご対応のほどよろしくお願いいたします。」って書いてあるけど、何の対応をすればいいのかさっぱりわからないですよね。この場合、
- 6/25の売上がB支店のものか確認してください
とか
- そもそもB支店の売上かどうか確認する方法を教えてください
などと、しっかり相手にお願いする文面にしないとメールを受け取った側としては何をすべきなのかわかりません。
まぁちょっと考えればわかることもあるのですが、お願いされているのにメールを受けた側が時間を使ってメールの意味を想像しなくてはいけない、ってめちゃ迷惑な話ですよね。
これも立派な「時間のレイプ」だと思います。
なので「相手に何をして欲しいのか」は明確に書きましょう!
他にもメールで気を付けるべきことはたくさんあると思いますが、他でも言い尽くされているのでこの辺で。もはやただのグチです。
せっかくの便利な“非同期通信”の1つなので、効率的に仕事を進められるようにしたいですね。
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