転職を考えているけど、転職すべきなのかイマイチ決めきれない。
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は転職すべきか迷った際に自問自答すべき5つのことを、筆者の経験からお伝えします!
新年度も2ヶ月が過ぎ、新たな環境にも少しずつ慣れてきたあたりで「自分はこのままでいいのだろうか?」という漠然な不安を持ち、転職でもしてみるか、と考え始める人が多い時期だと思います。
転職してみようと思っているけど本当にそれでいいのか?と不安に感じている方に、自問自答してほしい5つのことを考えてみました。
Contents
1)転職することが最善の手段か?
転職しようと考えている方は、少なからず現在の仕事に満たされない部分があるのだと思います。その内容は人それぞれですが、例えば
- 人間関係がうまくいかない
- 給料があがらない
- 自分のやりたい仕事ができない
などの不満はよくある話ですよね。
転職をすることで、このような悩みを解決できるケースはもちろんたくさんあるのですが、「転職すればすべてうまくいく!」と思い込んで転職を決断するのはリスクがあるかなぁと筆者は考えています。
転職を決断する前に、まず現職へ感じている不満を自分自身でリストアップして、次の視点で自問自答してみるのがよいと思います。
その視点とは、「自分に原因がないか?自分が変えられることか?」というものです。
現職への不満は、当然にあなた以外の外部環境(例えば上司や部下、同僚)が原因で感じてしまうことが多いと思います。
転職して環境を変えることでその不満を解消できるという可能性はもちろんありますが、仮に現職において人間関係に不満がある場合、それはあなたに原因はないでしょうか?あなたが周りの人との接し方を変えれば改善する可能性はないでしょうか?
この質問に対して、きっぱりと「 NO!」と考えられるのであれば転職は良い手段なのだと思います。
一方、少しでも「自分に原因があるかも・・」と思う方は、もう少しじっくり考えたほうがいいかもしれません。
自分に原因がある場合、仮に転職したとしても次の職場でまた同じことになる可能性が高いからです。自分に改善できることがないか、改めて考えてみるのもいいかもしれませんね。
2)目先の利益だけで判断していないか?
現職への不満が大きい場合は、転職することですべて悩みが解決できる!と思い込みがちになります。
特に、「転職することで一時的にでも給料があがる」などの求人がある場合にそれに飛びついてしまうケースを見かけます。
このケースは、(筆者の個人的な経験だと)フルコミット報酬型の生命保険・不動産販売の営業マンへ転職する人に多い傾向があると思います。
フルコミの生命保険や不動産の営業マンは、人によっては億単位の年収を稼いでいる方もいるので、その話を聞き、給料を上げたい一心で上記の業界に転職するケースです。
もちろん、給料を上げるためにリスクをとって転職にチャレンジするのは筆者的には全然ありだと思います。
しかし一方で、上記の業界に転職後、はじめの1年は良かったけどだんだん成果給の割合が上がっていくと、前職の給料のほうがはるかによくなってしまったという話もよく聞きます。ハイリスクハイリターンなので仕方はないのですが、「転職すれば億単位稼げるらしい!」という目先の利益だけを考えるのではなく、どんなリスクがあるのかというのは考えるべきだと思います。
3)今がベストなタイミングか?
転職を決断する際には、タイミングが論点になるケースがよくあると思います。
巷では、
- とりあえず3年は働いてから考えるべき
- 30歳になると未経験職種には転職できない
- 35歳以上はほとんど転職できない
など、都市伝説的なことがまことしやかに言われています。
が、結局は人それぞれです。優秀な人は何歳でも(いつでも)転職できるし、そうでない方は何歳でも転職しづらい、ということです。
ですので、「自分は今●歳だから」とか「●年目」だからとかはあまり考えなくていいと筆者は考えています。
それよりも、「この仕事には今しかチャレンジできないか?」ということを、自問自答してみるとよいのではないでしょうか。
転職の時期については以下の記事でも書いてみたので、よろしければご参考に。
4)給与カーブを描けているか?
(2)のケースとは逆に、転職した直後は年収が下がるケースもあると思います。特に、第二新卒で未経験職種などに転職した場合などには給料が下がることは結構ざらにあります。
このようなケースでも転職するのは、その仕事内容に魅力を感じてのことだと思います。筆者としては、やりたいことベースで仕事内容に魅力を感じて転職するのは大いにありだと思いますが、一方で給料が全然あがらない場合なども想定しておくのが良いでしょう。
どうしてもやりたいことであれば仕方ないですが、●年後の年収見込みはこれくらい、という見通しは立てておいてもいいのではないでしょうか?
筆者の場合は、あるベンチャー企業から内定を頂いたのですが、当時の年収水準に戻るまでに3年近くかかる、とその企業の社長に言われて断念したという経験もありました。
お金の話はシビアなので、しっかり考えたいところですよね。
5)転職後の自分を想像してワクワクできるか?
上記のことを総合して、転職した自分を想像してワクワクできるか?ということがとても重要だと筆者は考えています。
中には、「なんとなく転職しておいたほうがいい気がするから」という理由で転職したものの、特に満足感を得られないまま今も仕事を続けている、というケースも聞いたります。
どうしても転職せざるをえない場合以外は、転職するかしないかはあなたの意志次第です。せっかくエネルギーをかけて行う転職活動なので、転職前と比べてよりよい人生にしたいと筆者は考えるのです。
今回の記事にあることを改めて自問自答してみて、本当に転職すべきかを考えてみてはいかがでしょうか?
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