転職活動が進んでいくと、複数の会社の面接が同時並行していく、という状況になってくる方も多いと思います。
今の仕事も忙しく、なかなか企業研究をやっている時間がない!という方も多いのではないでしょうか?
そこで、忙しいあなたでも面接直前の1時間程度でできる企業研究のポイントを筆者の経験をもとにご紹介します!
Contents
押さえておきたい企業研究5つのポイント
以下でご紹介する5つのポイントを押さえれば面接に必要な最低限の企業情報を1時間程度でキャッチできると思います。
今回は例として、国内某大手製薬会社の企業研究ということでやってみます。
※もちろん企業研究はしっかり時間をかけてやるに越したことはないと思います。
あくまでも時間がない人のための、最低限押さえておきたい企業研究のポイント、という観点でご覧下さい!
1.企業の沿革 [10分]
企業の沿革なんて・・・と思う方もいるかもしれませんが、沿革を知ることでこれまでこの会社が「何に注力してどのような意思決定を行ってきたか」、「今後は何に注力していくのか」という会社の方向性を大まかに把握することができます。
会社の沿革は、ホームページの「会社情報」内に掲載されていることが多いのでチェックしてみると良いでしょう。
2.ビジョン・ミッション・バリュー [5分]
その会社が、世の中に対して何をもたらし、会社としてどのようにあり続けるのか、ということを世の中に対して約束しているのがこの「ビジョン・ミッション・バリュー」の部分に掲載されています。
面接対策という意味で、当然にその会社が何をビジョンなどに掲げているかというのを知っておくことも重要ですが、そもそもの志望動機として自分の考えがその会社のビジョンなどに合っているのか、ということを改めて確認してみることも重要です。
3.サービス内容 [20-30分]
その会社が、「何を」「誰に対して」「どのように」提供しているのか、ということは必須で押さえておくべきでしょう。
今回例として取り上げている製薬会社の場合は、医薬品メーカーなので比較的サービス内容がイメージしやすいと思いますが、中にはいろいろな事業を展開していて、サービス内容がわかりづらいという企業もあると思います。
その場合は主要なサービスだけでも良いので、「何を」「誰に対して」「どのように」という視点で整理してみるのが良いでしょう。
4.競合他社との比較 [15分]
上記3に加えて、余力があれば競合他社との比較を行っていた方がなお良いでしょう。
Googleなどで、「●●(サービス/商品名) 競合」などと検索すると何かしらの情報が出てくると思います。
今回の製薬会社を例にとると、主要製品の一つである「●●(商品名) 競合」と検索したところ、競合他社の商品を含めた同カテゴリー(競合品)一覧が出てきました。

以上のように、ざっくりでもいいのでどんな競合他社や商品があるのかということは知っておくとなお良いと思います。
5.社員のコメント [5分]
最後に、これも余力があれば社員インタビューにも目を通しておくと良いでしょう。
社員インタビューは、多くは会社ホームページ内の「新卒採用」カテゴリー内のコンテンツとして掲載されているケースが多いので覗いてみることをお勧めします。
社員インタビューを見ることで、実際に働く社員がどのような思いで働いているのか、また会社としてどのような人材を求めているのか、ということがわかりやすくなります。
以上の5つのポイントを押さえれば、面接に必要な最低限の企業研究ができると思いますので、お時間がなかなか取れない方は面接直前の1時間でも確保して是非実践してみてください!
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