
採用面接の最後に面接官からほぼ必ず聞かれるこのセリフ。
単純に疑問に思ったことをぶつけていませんか?
この「逆質問」はうまく活用すればアピールのチャンスにもなるのです。
今回は、筆者の経験をもとに「逆質問」の際に使える質問を3つピックアップしてみました。
Contents
役立つ「逆質問」3選!
1.今まで成し遂げた仕事のうち一番印象に残っているのは?

採用面接は、面接官・志望者(あなた)それぞれがこの会社にフィットしているかどうかを確かめる会話の場です。
あなたの経歴・スキル・経験などのいわゆるスペックも当然ジャッジの対象ですが、重要なのはスペックを含め総合的に「この人と一緒に働きたい」と面接官に思ってもらえるかということです。
その上で、面接という場であれ会話が盛り上がるか、というのはポイントになると筆者は考えています。
どんなにスペックの高い人材でも、面接官が、会話が続かない、話していて面白くないと感じてしまうと「この人と働きたい」と思いづらくなってしまうものです。
「なんだそんなことか」と思う方もいるかもしれませんが、これは意外と重要で、グーグルの採用面接ではエアポートテストと呼ばれているようです。
面接官は、空港で飛行機が飛ばず、近隣のホテルも満杯といった状況を想像し、「この人と一緒に空港で一晩閉じ込められても耐えられるか」と最後に自問自答します。明日の朝まで一緒にいられそうだと思えばその人を雇うんです。
(引用元:東洋経済ONLINE|グーグルは、優秀な社員を放し飼いにしているんです–村上憲郎・グーグル日本法人元社長/前名誉会長(第1回))
つまり、面接官はあなたが自分(や会社)と同じ価値観・情熱を持っていて話の合う人間なのかどうか、ということを見極めるのです。
ではどうすれば会話をある程度盛り上げられるか、というと
「相手に気持ち良くしゃべってもらう」
ことが一番簡単な方法です。
相手に気持ち良くしゃべってもらうために最も効果的なのが、
「あなた(面接官)が今までこの会社で成し遂げた仕事のうち一番印象に残っているのは何ですか?」
という質問だと筆者は考えています。
筆者の経験上、面接官として登場するような30代以上の特に男性は、自分の経験談(多くは武勇伝)を話すことが好きなことが多いです。
上述の質問をして面接官の武勇伝を引き出せば、おそらく気持ち良くしゃべりだす面接官がほとんどでしょう。
その面接官の話に真摯に耳を傾け、気になったポイントを質問していくことで会話が盛り上がるはずですのでおすすめです。
2.私が入社した後にチーム内で期待される役割は何ですか?

この質問をすることで、面接官にあなたが実際に入社した後の状況をイメージしてもらうことができます。
またあなたがチームに貢献したいと考えている人材だということも併せてアピールすることができるのでオススメです。
中途採用面接では、面接官は現場、つまりあなたが実際に入社する部署・チームの責任者であるであることが往々にしてあります。
面接官がマネジメントをしているチームで働くあなたをしっかりイメージしてもらうことで、よりリアルな目線でジャッジしてもらいやすくなるでしょう。
3.入社までに準備・勉強しておくべきことがあれば教えてください

この質問では、あなたが成長意欲と情熱を持っている人材であることをアピールできます。
同時に、実際に入社することになった場合にはやはり準備はしっかりやるに越したことはないので、どんな準備が必要かアドバイスをもらうチャンスとして捉えるのもいいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
逆質問は単純に疑問をぶつけるだけでなく、アピールのチャンスでもあります。
うまく逆質問を活用して、内定へ近づけるように頑張っていきましょう!
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