筆者が転職活動を進めていく中で実際にあった「圧迫面接かも?」な場面と、圧迫面接への対応策を考えてみましたので今回はそのお話を。
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実際にあった圧迫面接例
あなたの強みと弱みをそれぞれ10個ずつあげてください
「あなたの強み/弱みは?」という質問は定番中の定番ですよね。
時には「強み弱みを3つずつあげてください」などという企業もありますよね。
しかし筆者が最終面接を受けた某上場企業の医療系ネット企業では、
業界内では超有名な社長自ら面接をしてくださったのですが、
「あなたの強みと弱みを10個ずつあげてください」
というリクエストがありました。
え、10個?
10個という天文学的数字と、超有名な社長の鋭い視線を受け、筆者はパニックに陥りました。
しどろもどろで答え切りましたが、どんな答えをしたか何にも覚えていません。
社長は圧迫面接のつもりはなかったと思いますが、10個という数には圧倒されてしまいました。
・・・・で?
某コンサルティングファームの最終面接で。
面接官からの質問にどう答えても、
「・・・で?」
という答えが返ってくるという時間帯が発生。
筆者としては、「聞かれたから答えているのに・・・」という思いがこみ上げてきましたが、じっと耐えて面接を進めました。
あなたを選ばなきゃいけない理由ってなんですか?
「・・・で?」を連呼してきたコンサルティングファームでの同じ最終面接で。
あれだけ「で?」を繰り返し、最終的に面接官が言った言葉が、
「結局私たちがあなたを選ばなきゃいけない理由ってなんですか?」
でした。
「さっきの話聞いてないやん」と突っ込みたくなりましたが、これにもじっと耐え面接を終えました。
ちなみにこのコンサルティングファームからは内定をもらい、その後入社することとなりました。
選考中の他企業を辞退してくれたら今内定出すよ
某ヘルスケア系ネットベンチャーでの最終面接で。
他にも選考中の企業があり、そこの最終面接の結果待ちの状況であることを面接官に伝えたところ、
「今ここで電話してその企業を辞退してくれたら内定出すよ」
と言われました。
筆者の志望度を測るための言葉だったと思いますが、あまりの身勝手な言動に腹が立ったので、丁重にお断りしこのネットベンチャーを辞退することになりました。圧迫面接のケーススタディとしてはよくある例かもしれませんね。
3分で私を説得してみてください
某上場企業のネットベンチャーでの最終面接で。
担当役員との面接だったのですが、
「趣味は?」
と聞かれたので、
「フットサルです」
と答えると、
「じゃあ今から僕がフットサルを好きになるように3分で説得してみてください」
と言われました。
これは営業力が問われているなと思いトークをスタートしたのですが、
何を質問しても「別に」みたいな否定的な答えが返ってくるという絶望的な状況に陥り、そのまま説得できず3分が経過するという苦い思いを経験した面接でした。
当然、その企業からは内定はいただけませんでした。
圧迫面接への対策のポイント
実際に上記のように圧迫面接かも、と思う厳しい質問や要望があった際にどのような対応をすべきでしょうか?
筆者の経験からポイントを以下の3つにまとめてみました。
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質問・要望の意図を汲み取る
どんなに厳しく重たい空気になろうとも、それはあくまでも面接です。
面接官は、あなたが会社とマッチするか、活躍できる人材かどうかを判断するために圧迫面接を行っているのです。
当然、圧迫面接をされると一瞬たじろぐのは心理的に仕方ないのですが、
一呼吸を置いて、この質問・要望は何をジャッジするためのものなのかということを冷静に考えてみると良いでしょう。
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変にテクニックでかわそうとしない
ネット記事やSNSなどでは圧迫面接への対策として、
「機転を利かせたうまい返し方」みたいな情報もあったりしますが、
あまりテクニックに頼ることを筆者はオススメしません。
面接官が圧迫面接をするのには理由が必ずありますが、重視するのは質問に対する回答の内容だけでなく、回答内容を含めてあなたの人間性を総合的に見ているものです。
要は、「一緒に働きたい人材かどうか」ということを面接官は見ています。
圧迫面接に対してスマートに切り返せるに越したことはないかもしれませんが、
質問や要望に対し、まっすぐ考え真摯に回答をすればその姿勢は面接官に伝わるはずです。なので、回答の内容にこだわりすぎることはないのです。
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面接官のプライベートを想像する
面接官も人間です。圧迫面接をされたら一呼吸を置いて、面接官のプライベートに思いを馳せてみると意外と落ち着きます(笑)。
「こんな感じで強く言ってきてるけど、娘には甘いんだろうな〜」とか
「キャバクラ大好きそうだな〜」
とか考えてみると、面接官も今頑張って圧迫しているんだな、という気分になり、心に余裕が出てきます。バカバカしいかもしれませんが、意外と効果があるのでオススメです。
いかがでしたでしょうか?
圧迫面接も、面接官があなたをジャッジするための手段の一つに過ぎません。
うまく対応できるか、ということに捉われすぎず真摯に向き合えば過度に恐れることはありません!
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