就職して何年か経ったけど
やっぱりもともと興味があった業界で働いてみたい!
今の職場で何年か働いたけど、違う業界も経験してみたい!
そんな思いを持っている方も多いのではないでしょうか?
筆者はこれまで2回転職し、3社を経験していますが、いずれも異業界・異職種への転職でした。
そこで今回は異業界への転職のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います。
Contents
異業界へ転職のメリット
1)興味がある業界・プロダクトに関わることができる
異業界へ転職する人の中には、例えば新卒での就職活動で狙っていた業界に入れず、まずは今の会社で経験をつもうと考えていた方もいると思います。
最初の会社で3年近く経ち、そろそろ転職を、という時期になって改めて考えた時に、「やっぱりあの業界に行きたい!」という思いが湧いてきますよね。
異業界への転職は、そんな思いを実現することができるチャンスです。
実際に筆者ももともと行きたかった業界へ転職したのですが、入社が決まった時はやっと念願がかなった!ととても嬉しかったのを覚えています。それくらいの気持ちで入社するため、入社後もモチベーション高く仕事に向かえると思います。
2)新たな価値観・視点を得ることができる
かの有名な経営コンサルタントである大前研一氏は、人間が変わる方法は以下の3つしかないと述べています。
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
- 時間配分を変える
異業界への転職は、このうち住む場所以外は自然と変わることになり、その結果やはり自分が変わっていくということを実感することができます。
特に「付き合う人」が大きく変わるため、もともと興味がある業界にいる人たちの価値観を肌で感じることができ、今まで自分が気付かなかった視点を得て視野が広がるきっかけになると思います。
3)スキル・経験の幅が広がる
異業界へ転職するということは、少なからずこれまでとは違った内容の仕事をすることになります。というか仕事内容結構変わると思います。
新しい仕事にキャッチアップするためにいろいろと勉強やチャレンジせざる得ない環境になるので、それに向き合えば自然と新しいスキル・経験が得られると思います。
4)業界内の人脈が広がる
社内外問わず仕事を通じて多くの人とで出会い、また仕事以外で出会う人でも同じ業界にいる、ということで距離が縮まりやすくなったりします。
その結果、業界内での人脈がどんどん広がっていくことになります。もともと興味のある業界に詳しい人たちと知り合えるため、あなたの情報量もどんどん増えていくはずです。
5)自信が持てるようになる
新卒の時の就活でうまくいかなかった人は、自分の行きたい業界に行けなかったことで自信をなくしてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
異業界への転職をすることで、「自分の手でキャリアをやりたい方向に持って行くことができた!」と感じることができ、それは大きな自信となるはずです。
新卒の就活で失敗した!と思っている人は、その思いを払拭するために転職、というのもいいかもしれません。
異業界へ転職のデメリット
1)キャッチアップできるまではひたすらツライ
異業界へ転職するので、最初は当然わからないことだらけです。何をやるにも誰かに聞かなくてはならず、それが結構ストレスになったりする方もいると思います。
筆者が異業界からコンサルに転職した時には、入社から約1年間は人間扱いしてもらえず、ひたすら罵倒され続ける日々を過ごしました。これは極端な例かもしれませんが、慣れるまでの数ヶ月はストレスの多い日々を過ごすことも覚悟しておくべきでしょう。
2)思い描いていたイメージと違うこともある
憧れの業界に!という思いで入社してみたものの、実際に仕事をしてみるとイメージと違う、ということも少なからずあるかと思います。
100%イメージとマッチするということはないと思うので、そういうもんだと予め構えておくことも重要かもしれません。
3)勉強の時間が必要になる
わからないことだらけ、しかも異業界なので業界の専門知識もない!という状況に初めはなると思います。
それを補うために、専門書を読んだりセミナーに行ったり、ネットで記事を読みあさったりとある程度の勉強の時間は必要になるでしょう。しかもその多くは業務時間外に行うため、平日夜や土日を使うことになります。
もともと興味のある業界なので苦にならないとは思いますが、どうしても勉強が嫌いという方にはあまりオススメできません。
でもやっぱり得るものは大きい!
以上のように、当然苦労もある異業界への転職ですが、その分得られるものは大きく、筆者は転職してよかったなと心の底から思っています。
何より興味のある業界で働けているということは日々の仕事の充実感につながり、より人生が豊かになるものだと思っています。
新卒の就活で行きたい業界に行けなかったと思っている方は、改めて異業界への転職を考えてみてはいかがでしょうか?
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