転職しようと考えているけど、どの会社を受けるかを決めきれない!
そんなお悩みを抱えられていないでしょうか?
今回は、
- なんとなく行きたい業界は決まっている
- でもどの会社に行くかは決めきれていない
- そもそもどうやって選べばいいかわからない
そんなお悩みを抱えている方へ、会社選びのポイントを筆者の経験からお伝えしたいと思います。
大企業か中小企業(ベンチャー)か
会社選びをする際、まず大きな分岐点として、
「大企業か、それとも中小企業(ベンチャー)に行くべきか」
というところで悩む方も多いのではないでしょうか。筆者もそこで結構悩んだりしました。
大企業/ベンチャーのメリット・デメリット
他のブログなどでも「大企業orベンチャー論争」は取り上げられることが多いので、本記事ではざっくりだけにしておきますが、
大企業とベンチャーの違いは大きく下図の感じかなぁと思います。
ちなみに筆者は大企業とベンチャーどちらも経験しています。
大企業 | ベンチャー | メリット・デメリット | |
やりがい | △ | ◯ | ベンチャーの方が自分の働きが会社の業績に直結しやすく、やりがいを感じやすい |
自己成長 |
△ |
◎ |
ベンチャーの方が任される仕事の範囲が大きく、より早い成長を目指せる |
収入 | ◯ | △ |
福利厚生などを含めると、大企業の方が収入が高い場合が多い |
労働時間 | ◎ | △ |
大企業の方が労働時間マネジメントが厳しい場合が多く、比較的早く帰れる傾向 |
さて、ここで大企業かベンチャーどちらを選ぶべきか、という問題ですが、筆者の結論としては、
どちらでもいい。人それぞれ!
と考えています(笑)。
いい加減に考えているのではなく、本当に企業規模の大小は特に重要だとは思ってなく、
それよりなにより大事なのは、
自分は何がしたいのか
ということだと思っているからです。
これだけだと漠然としすぎていて参考にならない思うのでもう少し砕くと、
自分は何にモチベーションを感じるのか
ということを考えてみると、企業選びをしやすくなるのではないかと考えています。つまり自分のモチベーションの源泉を考えてみようということです。
ではどうすればモチベーションの源泉を考えやすいでしょうか?
モチベーションの源泉を探る際のフレームワーク
以前、最近上場した、靴の通販サイトを運営している会社「Locondo(ロコンド)」の創業者である田中社長が、News Picksで以下のコメントをされていました。
ちなみに人間が働くモチベーションは3タイプあると聞きます。
1つ目は『ヒト』を重視するタイプ。『⚫︎⚫︎さんを尊敬しているから⚫︎⚫︎さんと働けるならば何でも良い』みたいな感じ。
2つ目は『モノ』を重視するタイプ。ファッション業界には多いタイプですね。『好きなモノに囲まれて働けるならば何でも良い』タイプ。
最後の3番目がこれがわたしで、ヒトタイプやモノタイプの人からは理解されないのですが、『コト』を重視するタイプ。わたしの場合、『社会問題を解決し、大きな社会インパクトを創る』ことさえできれば、極論、あとは何でも良いタイプです。
田中社長曰く、モチベーションのタイプは、
「ヒト」/「モノ」/「コト」
に分類できるとのことです。筆者としてはとても腑に落ちました。
これを企業選びにも当てはめられるのではないでしょうか?
どうしてもあの「ヒト」と一緒に働きたいからあの会社
どうしてもあの「モノ(商品・サービス)」扱ってみたいからあの会社
どうしてもあの「コト」を成し遂げたいからあの会社
といった具合に、自分のモチベーションの源泉がどこに分類されるかを考え、それに当てはまる会社はどこなのか、という考え方をすると、漠然と考えているよりは大分思考が整理されるのではないでしょうか。
個人的には、さらに「カネ」というのも出てきたりするのだと思いますが、まずは入り口としてこのフレームワークを使っていただくことをお勧めしたいと思います。
皆様の企業選びの参考になれば幸いです。
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