転職活動のまさにピーク、志望企業との面接が複数走るフェーズ。
たいていの転職活動者は複数の企業にエントリーしているはずなので、その都度、企業に応じた面接準備をしなくてはなりません。
以前の記事で、自己PRのフレームワークについて触れましたが、
今回の記事では「志望動機」を考える際のフレームワークをお話したいと思います!
Contents
志望動機の整理のしかた
自分が本当に何をしたいのかわからない。でも今の会社はなんか違う。
とりあえず転職してみよう!でも志望動機とか言われてもすぐにはわからない。
そんなお悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか?筆者はそうでした。
そんな時に役立つ思考の整理方法として、今回は
業界(領域)×スキル(機能)のフレームワーク
についてお話しします。
新卒面接と中途面接の違い
「中途採用面接で聞かれること 新卒採用との違い」
そもそも中途採用面接では、新卒採用時と同じく、
「なぜうちの会社なのか?」ということを当然に聞かれます。
しかし、新卒採用時との違いは、
「なぜうちの会社のこのポジションなのか?」
という具合に、会社への志望動機だけでなく、応募しているポジションへの志望動機まで聞かれることが普通です。
なぜなら、中途採用の多くは新卒と違い、ポジションが決まった上で求人を出しているからです。(○○株式会社□□事業本部 商品企画担当など)
そのため、応募するポジションに沿った志望動機を考える必要があります。
「業界×スキル」のフレームワーク
では、どのように思考を整理すれば、会社だけでなくポジションにも沿った志望動機をまとめやすくなるのでしょうか?
その際に筆者が役に立つと考えているのが、
「業界(領域)×スキル(機能)」のフレームワークです。
結論からお伝えすると、
- やりたい(行きたい)業界と、②身につけたい(活かしたい)スキル
を明確にするし、それが
- 既存(経験済み)のものか新規(未経験)なのか
という整理を行う考え方です。
そんなの当然じゃないか、、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、改めてやってみるととても整理がつくのでおすすめです。
このフレームワークを使うと、志望動機は大きく下記の4類型に分類することができます。
①<業界:既存×スキル:既存>競合他社でのキャリアアップ!
この類型の方は、業界知識・スキルともに活かして競合他社への移籍というタイプが多いと思います。
(例:製薬会社MRが、同業他社でMRとして転職をする)
その際の志望動機としては、応募する「企業」や扱う「商品」、または働く「人」などに魅力を感じて、ということを推していけば、面接官に伝わりやすい志望動機になるかと思います。
②<業界:新規×スキル:既存>スキルを活かしてやりたいことにチャレンジ!
この類型では、スキルを活かしつつ、本当に興味のある業界にチャレンジするというタイプが多いと思います。
(例:製薬会社MRが、「営業」というスキルを活かして「ITベンチャーの営業職」に転職する)
その際の志望動機としては、なぜこの「業界」に行きたいのか、ということを自分で掘り下げて考え、業界に対して感じている魅力や問題意識について整理しておくと、面接官に伝わりやすい志望動機になるはずです。
③<業界:既存×スキル:新規>業界内の専門知識を活かしてキャリアチェンジ!
この類型では、「業界」の専門知識を活かしつつ、新たなスキルの習得に向けて職種を変えキャリアチェンジを目指すというタイプになると思います。
(例:製薬会社MRが、「医療業界」という業界知識を活かして、ヘルスケア領域専門のコンサルタントに転職する)
志望動機としては、なぜこの「職種」を選ぶのか、得たい「スキル」は何か、ということを自分で掘り下げつつ、自分がすでに持っている「業界知識」は新しい会社でどのように活かせるのか、ということを整理しておくと伝わりやすい動機になるかと思います。
④<業界:新規×スキル:新規>ポテンシャル採用!1から新しいキャリアを!
この類型では、業界もスキルも全くの未経験。今まで歩んできたキャリアを一度見直して、新たなキャリアを1から築くんだ!ということになるでしょう。
いかがでしょうか?
志望動機を整理する際には、自分はどの類型に当てはまるかを一度整理してみると、思考がまとまりやすくなると思いますのでオススメです。
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