30代、人生いろいろになる
自分が学生の頃、30代の人たちのことを「立派な大人」という目で見ていた。自分が30代になるなんて遠い未来のような気がしていて、まったくイメージなんてできなかった。
そしていざ自分が30代になってみると、想像していたよりずっと「あっさり」している。気持ちはあの頃(いつだかわからないけどあの頃w)と全く変わらず、自分が30代だという事実を未だに消化しきれずにいたりする。
このような感覚がある30代の方々も多いのではないでしょうか?
ただ、気持ちはあの頃のままなのだが、周りの環境はやっぱり変わっていく。
あの頃夜な夜なバカ騒ぎをし合った友達たちは続々と結婚し、子供が生まれている。それを見て結構焦ったりもする。
家庭を持つと、やっぱりあの頃のように気軽に誘えなくなるので、会う頻度が少なくなる。
こんな感じで少しずつそれぞれの道を歩き始めるのだけど、久々に友達に会うと感じることがある。
それは、
人生を楽しんでいる人とそうでない人がはっきり分かれてきたな
ということ。
別に家庭を持ったから楽しんでいないとか、そういうことでは全くなく、家庭の有無に関わらず生き生き楽しんでいる人と、愚痴ばかりをこぼし「何か楽しいことないかなぁ」などと呟いてしまう人とに分かれるなぁということ。
そんな人生いろいろな30代の友達を見てきて自分なりに感じた、「人生楽しんでいる人の特徴」をまとめてみることにした。
人生楽しんでいる人の特徴3つ
僕が感じた「人生楽しんでいる人」の特徴を3つにまとめると、以下のポイントになる。
- 常に自分の可能性を信じている
- 新しいインプットを欠かさない
- とりあえずやってみる
1)常に自分の可能性を信じている
人生楽しんでるなと思う人は、どんなことでも「自分にはできる!」と信じている人が多いと思う。
自分に「できない理由」や「やらない理由」を探すのではなく、まずは「できる方法」を考える。そんな思考のクセのある人たちが人生を楽しんでいる人たちなのではないか。
環境の変化や困難に直面した時でも、まずは「どうしたらできるか」を考えて、その困難を乗り越えていくことを楽しんでいる。
このような人たちは、そんな困難な状況さえも「成長の機会」と捉えて結局楽しんでしまうので、逆にネガティブ思考にさせることが難しいくらいだ。
反対に、人生を「楽しんでいない」人たちのクセは、まず「どうせ自分には無理だ」と、新しいことや困難な状況にムカあった時に条件反射的に「どうせ自分は」と考えてしまう人たちだと思う。
この「どうせ症候群」は結構しぶとく、いろんな人がアドバイスをしてもなかなか「どうせ」がいなくなってくれない。
2)新しいインプットを欠かさない
人生楽しんでいる人たちは、常に「何かおもしろいことはないか」とか「もっと便利なものはないか」など、自分の見識を広げるためのインプットを欠かさないクセがあると思う。
そのような人たちと飲み会で話していると、
「その話、もっと詳しく教えて!」とか「〜についてはどう思う?」など、自分にない知識を知ろうとしたり、ディスカッションすることで新たな気づきを得ようとしたりと、とにかく新しい情報に貪欲だなぁと感じる。
つまり、「何かおもしろいこと」をただ待つのではなく、自分で探しに行っているのだと思う。
反対に、人生楽しんでいない人たちは、
「何かおもしろいことないかな〜」
とつぶやくだけで、自分から積極的に探しに行ったりすることがないような気がする。「何かおもしろい」ことが日常生活に突然現れることを期待している気がする。
もちろん突然おもしろいことが現れる可能性もあるのだけど、やっぱり自分から探しに行くより確率は相当低いはず。
だから結局、自分からインプット量を増やそうとしている人と比べると、人生を楽しんでいないように見えるのではないだろうか。
3)とりあえずやってみる
人生楽しんでいる人たちは、「何かおもしろそうなこと」に出会った時、とりあえずやってみる人が多いと思う。
「失敗したらどうしよう」と考える前に、面白そうだからやってみるクセがある人たちな気がする。
仮に失敗してしまっても、その失敗を「大切な学び」と捉えて、次のチャレンジにつなげている。「失敗する」ことの方が「リスクを恐れて何もしない」ことより価値があることを知っているから、まずはやってみる。そんな人たちなのだろう。
反対に人生楽しんでいない人たちは、せっかく「何かおもしろそうなこと」に出会っても、「失敗したらどうしよう」を先に考えてしまうクセがあると思う。
「失敗」をとんでもないリスクだと捉え、そのリスクをとるくらいなら「何もしない」方がいい、と失敗の価値に気づけていないのかもしれない。
結局「何もしない」から、せっかく現れた「何かおもしろそうなこと」をスルーしてしまう。
そして時間が経つとまた「何かおもしろいことないかな〜」とつぶやく。そんなループにはまっているような気がする。
人生100年時代、まだ先は長い
今回、「人生楽しんでいる人」たちの特徴を自分なりに整理してみて、改めて彼らのいいところを見習っていこうと思う。
人間の寿命が年々伸びてきて、今30代の僕らは100歳まで、僕らの子供世代は120歳まで生きるなんていう説もある。
つまり死ぬまであと70年もある。
今人生を「楽しんでいない」人も、そんな自分を変えるための時間があと70年もあるのだ。
「何かおもしろいことないかな〜」とつぶやき続けるのに、70年はあまりにも長すぎやしないか。
自分から「何かおもしろいこと」を探し、まずはそれをやってみる。その結果として人生がどんどん楽しくなる。そんな残り70年を過ごしたいものだなぁと自戒の意味もこめて、まとめです。
まだまだこれからですね!
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