MRの転職!キャリアパスと市場価値を考えてみる

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MRのキャリアパスは?

人気職種のMRだけど

高収入・高待遇で人気職種となっているMR(製薬会社の営業マン)。筆者の周りでも転職してMRになりたいと言っている人も多く、何人かの転職活動を手伝ったりしました。

ちなみに筆者自身は元MRで、新卒で某外資系の新薬メーカーに入社し約4年MRを経験しました。その後、経営コンサルを経て、現在ではインターネット企業で働いています。

人気職種のMRですが、MRをある程度(3−5年)経験した人たちは、結構その後のキャリアパスに悩みを抱えてたりして、MR時代の同期からもキャリアに関する相談が寄せられたりしています。

というのも、同じ会社にいる限りMRのキャリアパスは結構限られていたりするからです。

営業一筋でキャリアを終えるMRが大半

営業の専門職として採用されるので、その後もずーっと営業の現場で働き続けるMRが大半です。中には本社部門に異動するMRもいますが、その割合は2-3%といったところだと思います。その他90%以上のMRは営業マンとしてそのキャリアを終えていくのです。

筆者もMR時代によく思ったのですが、新米MRもベテラン(40−60代)もほぼ同じ仕事をしています。もちろん責任の範囲は多少異なりますが、基本的には同じです。

そんなベテランMRを見て、

「あぁ・・・同じ仕事をこの先何十年もやり続けるのか・・・。」

MRのキャリアに絶望したりもしました。

そんな思いもあったため筆者は転職をしたのですが、筆者の周りのMRの中には同じような思いを抱えながらもMRを続けている人たちが結構多いのです。

そこで、そんなMRの人たちの悩みを少しでも解消するため、今回の記事ではMRのキャリアパスについて考えてみました。

今MRとして働いていて、このような悩みを抱えている人、またこれからMRになろうと考えている人のお役に立ててれば嬉しいです!

MRキャリアパスの方向性

キャリアを考える軸

MRのキャリアパスを考えるにあたって、今回は

  1. 業界の軸
  2. スキル・経験の軸

この2軸で検討していこうと思います。

さらに、この2軸に「既存(=経験済み)」・「新規(=未経験)」という2つの概念も入れて考えます。

このように考えると、MRのキャリアパスは大まかに以下のように4つに分類できると思います。

以下、それぞれ検討していきます。

1) MRとしてのキャリアアップ

まずは「業界」「スキル・経験」ともに「既存」の❶のエリアについて。

このエリアは端的にいうと、「MRとしてのキャリアアップを目指す」というものです。

社内異動で本社部門へ

まずは社内異動を狙い、本社部門への異動を希望し続けるということがわかりやすいでしょう。

ただ冒頭にも書きましたが、本社部門への異動の道は狭き門で、必ずしも希望通りにいかなかったりします。これは今MRとして働いている方は実感されていると思います。

他の製薬会社MRとして移籍

では、今の会社に残るという選択を捨てて、他の製薬会社へMRとして移籍する手段はどうでしょうか?

実際にこの手段を実践している人は結構多いと思います。この手段を使う場合、「MRをやり続ける」ことは変わらないものの、確実に得られるものがあります。それは

年収アップ

です。これはイメージしやすいと思いますが、MR経験者であれば他の製薬会社にいっても即戦力ですし、競合他社への移籍の場合は競合情報も得られたりするので、採用する側の企業としては多少コストを払ってでもその人材を欲しがったりします。

実際に筆者のMR時代の同期の話でも、他の製薬会社へ移籍して年収200−300万円アップした、なんて話はザラです。

「MRをやり続けること」に抵抗がなく、年収アップを狙いたい方はこの手段はいいと思います。

MRをやり続ける上で覚悟すべきこと

上のように、「MRをやり続けること」に抵抗がない方は移籍を有効に使えば年収アップが狙えます。

ただ、筆者としてはMRをやり続ける上ではそのリスクについても考えるべきだと思っています。

果たしてこの先何年もMRという職業は存在し続けるのか、今のような高待遇が続くのか、ということを考える必要があると思うのです。

またMRを続けていき優秀なMRであり続けるためには、他MRとの差別化を進めていく必要があるのは間違いないはずです。

今後MRを続けていく上で重要になりそうなことについては、以下のnoteでまとめてみたので、こちらもよろしければご一読ください。

https://note.mu/takutopen/n/n3e490d2a1279

2) 営業経験を活かして転職

年収が上がった事例

次に、MRとしての「営業経験」を活かしたキャリアについて考えてみたいと思います。

前提として、MRを3−5年経験して得られることは、大きくは

  1. 営業マンとしてのスキル
  2. メディカル(特に医薬品)業界の経験

だと思います。上記2つのうちの「営業経験」を活かす、ということです。

この営業経験を活かすという手段は、かなり汎用性が高い、言い換えれば「つぶしが効く」と思います。

筆者の周りにもこの手段でMRから転職した人も多く、MRからの転職で一番多いパターンがこの「営業経験」を活かしたキャリアチェンジだと思います。

その中でも、転職後にMR時代より「収入が上がった!」という事例では、以下のような企業に転職した人たちです(筆者の知る限り)。

  • 大手商社(三井物産、豊田通商など)
  • 機器メーカー(キーエンスなど)
  • 生命保険の営業(プルデンシャル、ジブラルタ、ソニー生命など)

そもそもMRが高収入なので、それを超える業界となるとかなり限られてきます。

「営業経験」を活かした転職で注意すべきこと

このように、MRからの転職がイメージしやすい「営業経験」を活かした転職ですが、これを実行するにあたって注意すべきことがあると筆者は考えています。それは、

年齢が若いうちに限る

ということです。具体的にはやはり30歳前後がボーダーだと思います。もちろん企業によりますが。

理由は、「営業経験」はあるものの、転職後の「業界」については未経験であるため、その業界情報や慣習などに早期にキャッチアップする必要があり、そのキャッチアップは若いほど早い、ということが一般的に考えられているからです。

加えて、ある程度年齢がいってしまうと、その人の年収も当然高いことが多い。採用する企業としては、業界未経験者を高い年収で採用することはリスクでしかありません。同じ未経験者であれば、年収が安くポテンシャルが見込める若い候補者を採用する方が合理的ですよね。

という背景もあり、「営業経験」を活かした転職をする場合は、若いうちに限る!ということです。もちろん絶対ということではありませんが、この手段を検討する上ではこのように考えていた方がよいでしょう。

転職活動を行う上では、転職サイトへ登録することをお勧めしますが、その中でも「ビズリーチ」が筆者のオススメです。

実際に筆者もビズリーチを使って転職活動を行いました。

BIZREACH

ビズリーチについては以下の記事でまとめましたのでご参考までに↓

転職サイト【ビズリーチ(BIZREACH)】特徴・リクナビとの違いは?

2017.09.02

3) メディカル業界の知識を活かして転職

実際の事例

次に、MRとしての「メディカル業界」の知識を活かした転職戦略について考えてみたいと思います。

筆者の経験的には、「営業経験」を活かした転職よりも「メディカル業界の知識」を活かした転職をしている人の方が少ないと感じています。

ちなみに筆者はメディカル業界の知識を活かした転職を行い、経営コンサルティング会社にいきました。

このパターンの魅力は、「営業」から脱出できる、ということです。

MRとして営業経験は積んだものの、この先営業マンとして一生キャリアを送りたくない、という考えがある方はこのパターンを検討してみてほしいと思います。

このパターンで転職した人の事例は、

  • コンサルティング会社(戦略・IT系)
  • ネット系(エムスリー、エスエムエスなど)

といったところです。これらの企業に転職をして、営業ではなく「事業開発」や「マーケティング」などの企画系の仕事を経験してキャリアを積み上げていく人たちが多いと思います。

実際に筆者もコンサルティング会社に転職し企画系の仕事の経験を積んだ後、現在ではネット系企業の経営企画の仕事をしています。

このように、「営業からのキャリアチェンジ」という道もあるのです。

注意すべきこと

ただ、この「メディカル業界の知識」を活かした転職についても注意すべきことがあります。それは、

短期的には年収が下がる(ことが多い)

ということです。

今MRをやっている方はあまり実感ないかもしれませんが、MRは相当に高待遇な職種です。相当に。

メディカル業界の知識を活かし転職するということは、業界を変えるということ。そして多くの場合、企画系のポジションは未経験なため、「業界も変わるし職種も変わる」、ということになるのです。

そもそも未経験な職種に転職する時点で年収が下がることに加え、高待遇なMR業界ではない業界への転職となるため、その年収の落差は結構なものになります。

この「年収が下がる」という事実があるため、なかなかこの手段を選ぶMRがいないということなのです。

長期的な目線で見れば

ただ、この年収Downはあくまでも「短期的な話」だと筆者は考えています。

営業から脱し、自分の仕事の幅を広げることで、その後のビジネスマンとしての市場価値を高めていけば、長期的にはMRより高待遇のキャリアを築けることも可能だと思っています。

一時的に年収はDownしますが、その分「得られる経験に投資する」という考え方です。

MRとしてずっと営業のキャリアを積むのではなく、自分の仕事の幅を広げ市場価値を高めたいという人にはオススメしたい手段です。

メディカル業界の知識を活かして転職が可能な企業は、上で紹介した以外にも多数あるので、転職エージェントに相談してキャリアプランを立てるのがオススメです。

筆者も転職エージェントさんには大変お世話になりました。

まとめ

MRはとても高待遇の職種であるため、経済的な理由ではなかなかキャリアチェンジを考えることは少ないと思います。

ただ、今後もずっと同じ仕事をやり続けることに疑問を持っている方は、一度ご自身のキャリアを見直してみるのがいいと思います。

その際にこの記事がお役に立てばとても嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

外資系製薬会社MR→コンサルティングファーム→ネット系企業の経営企画で働く30代。AI時代の生き方・キャリア観について日々あれこれ妄想しています。