MRを「辞めたい」と思ったら考えるべき3つのこと

人気があるMRだけど

高収入・高待遇で人気職種となっているMR(医薬情報担当者=製薬会社の営業)ですが、実際にMRとしてある程度(3年以上)働いている人の中には、「そろそろMRを辞めたい」と思っている人も少なくないと思います。

実際に、筆者も新卒からMRとして4年弱働きましたが、3年目を過ぎたあたりから次第に「MRを辞めたい」と思うようになり、その後転職する道を選びました。

筆者のMR時代の同期(8年目くらい)達からも、最近では「MRを辞めて転職したい」と相談をよく受けるようになりました。

相談を受け、転職を進める場合もあるのですが、一方で「この人はMRとして頑張った方がいい」と思うことも多々あります。隣の芝生は青く見える、などと言いますが、MRを辞めたい理由によっては転職などせずMRとして頑張った方が幸せだと思うこともあるのです。

そこで、今回は「MRを辞めたい」と思っている人に、今一度考えて欲しいことを3つ挙げることにしました。

MRを辞めてしまうかどうか悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

なぜMRを辞めたいのか?

MRを辞めたいと相談してくる友人は何人もいましたが、その辞めたい理由は結構共通していたりします。

その共通の理由は、だいたい以下に分類されると思います。

  1. 労働時間が長いことがつらい
  2. 毎日同じことばかりで、やりがいを感じられない
  3. ビジネスマンとしての成長実感がなく不安になる

皆さんも同じような悩みを感じたことはありませんか?

労働時間については、大学病院などを担当していると、早朝からのいわゆる「朝駆け」をしなくてはならない人もいますし、夜遅くまでの講演会や会食が頻繁にあるという人もいると思います。このような長時間労働が積み重なると、それが心身ともにストレスとなりMRを辞めたいという思いに発展してしまうようです。

やりがい、については筆者も同じような思いをしていました。

毎日同じルートを周り、同じ先生たちに同じ薬の話をする。もちろん日々の積み重ねで処方増加につながっていくのですが、変わりばえしない仕事内容であるため次第にやりがいを感じられなってしまったりします。また、いくらMRが患者さんのことを想って先生に情報提供しても、結局患者さんと対峙するのは先生。なかなか患者さんへの貢献を肌で感じられず、もどかしい思いをしているMRの方もいるのではないでしょうか?

ビジネスマンとしての成長が感じられないというのも大きな理由です。実は、筆者がMRを辞めて転職を決意した一番の理由はこの「ビジネスマンとしての成長」の観点からでした。

MRとして営業活動を行うことで、確かにコミュニケーション能力や忍耐力は上がったなという実感はあるものの、それが今後のビジネススキルとして市場価値が高いものか、と自問自答すると、そうではないと思いました。

であれば、MRを辞めて転職し、他の仕事を経験して自分の市場価値を高めていきたいという結論に至ったのです。

同じような悩みを感じている同世代のMRは多く、筆者が相談を受ける中でも一番多いのがこの理由だと感じています。

MRを辞めたいと思ったら

このように悩みも多いMRという職業ですが、一方でMRの良さもあると思います。

「辞めたい」「他の仕事に挑戦してみたい」という気持ちのみで決断せず、以下の3つのことを自問自答した上で結論を出してもよいのではないかと筆者は考えています。

1)MRとしてやりきったか?

これはMRに限ったことではないのですが、継続していた何かをやめる際、そのことを「悔いなくやりきったか」ということは改めて見つめ直した方がいいと思います。悔いが残ったまま辞めてしまうと、その後の転職先でも同じことが起こってしまったりします。もちろん人それぞれですが。

MRとして満足のいく結果が出せたのか

お世話になっている先生の役に立てたか

ということを少し振り返ってみましょう。

もし、「まだもう少し頑張る余地がある!」と思った方は、自分で「やりきった」と思えるまで頑張ってみてもいいのだと思います。転職はいつでもできますから。

もう一段MRとして頑張りたい、先生の役に立ちたいと考えている方は以下のnoteも参考にしてみてください。

まだMRで消耗してるの?MRの僕が経営コンサルタントになってわかったこと(入門編) ...
MRって何のためにいるのだろう? 今後も必要とされる職業なのだろうか? こんな漠然な悩みや不安を抱えながら働いているMRの方もいらっしゃるのではないでしょうか? ...

上のnoteは、筆者がMRから病院経営コンサルタントに転職し、先生方に経営のアドバイスをするようになって感じたことを書いています。

MRも経営リテラシーをつけることで、さらにもう一段先生との信頼関係を築くことができると確信したので、MRとして高みを目指す方にぜひ読んでいただきたいです。

2)キャリアプランを描けているか?

MRとしてはやりきったので、やはりMR以外の道に挑戦したいと考えている方は、転職後のキャリアプランが明確に描けているかについて自問自答してみるとよいでしょう。

MRから異業種への転職事例は結構あるので、MR以外に転職ということも十分可能です。ただし、MRから異業種への転職は「若い方が有利」なのは確実です。30歳くらい(厳密には28歳くらい)までは、いわゆる「ポテンシャル採用」という枠で異業種にもチャレンジできますが、その年齢以上になると一気に門戸が狭くなるのが現実です。

それを踏まえた上で、ご自身のキャリアプランを練ってみるのがいいと思います。

以下の記事でMRのキャリアパス・転職戦略についてまとめたので、こちらもご参考ください。

MRの転職!キャリアパスと市場価値を考えてみる

2017.09.18

自分1人でキャリアプランを立てるのが難しそうな方は、転職エージェントに相談するのも有効です。実際に筆者もエージェントさんと一緒にキャリアプランを立てました。まずはリクルートエージェントのような大手のエージェント会社に登録してみるのがいいと思います。

3)年収を下げる覚悟があるか?

MRは高収入・高待遇の職種です。そしてこれは、MRである皆さんが思っている以上に恵まれている待遇です。

筆者がMRから他業界に転職した際、それを痛感しました。

そもそものベースサラリーもMRは高いのですが、それ以外にもMR時代は当然に支払われていた「住宅手当」はもちろん、「引っ越し手当」や「日当」、「休日出勤手当」なども出ない会社でした。

余談ですが、MRから転職する際に受けたある企業の面接でこんなこともありました。

Me
希望年収は500万円以上です。

と面接官に明るく言ったところ、

面接官
・・・ 普通の人がいくらもらっているか知ってますか?

と嫌味を言われたこともありました。

ちなみに、筆者は現在、上場している某大手インターネット企業で働いていますが、それでもやはりMR時代の待遇とは比べものになりません。圧倒的にMRの方が恵まれています

特に、30歳前後の場合だと、すでにMRとして高額の報酬をもらっているはずですので、他の企業に転職した時の落差は結構大きいです。そのリスクを冒してまで転職すべきか、慎重に考えるべきでしょう。

まとめ

MRを続けていく上では確かに悩みも多いのですが、その一方で間違いなく高待遇の職種です。

ご自身のキャリアプランやライフプランと合わせて、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか?

よろしければ筆者もキャリア相談に乗らせていただきますので、ご希望の方はTwitterでDMくださいませ。

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