ゴールドマンIPO業務自動化に思うAI時代のキャリア

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ゴールドマン・サックスで業務自動化が進む

アメリカの大手投資銀行、ゴールドマン・サックスが新規株式公開(IPO)の業務内容を見直し、人間ではなくコンピュータで行えるかどうかの検証をしたとのこと。

その結果、IPO関連業務のうちほぼ半分はコンピュータによって代替できることがわかったらしい。



ブルームバーグの記事によると、

IPO業務を自動化する取り組みを発表してからわずか1年9カ月後には、ゴールドマンは数千時間分の人間の作業が不要になる方法を開発した。「ディール・リンク」というコンピューターインターフェースが、バンカーからバンカーへと数世代にわたり受け継がれてきた非公式のチェックリストに取って代わった。法律やコンプライアンスに関するレビューを設定して追跡するほか、定型書式にデータを記入し報告書を生成する。

(中略) ゴールドマンはプロジェクトをIPOばかりでなく合併助言や債券発行関連にも拡大。今では投資銀行のさまざまな業務で150以上の工程が自動化され、当初は数百時間だった人間の作業時間節約が数千時間に達しているという。

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とのことで、これまでバンカー間で一子相伝で引き継がれてきたチェックリストがこの取り組みによって自動化されることになるという。

間接部門のルーティン業務はなくなる

今回のニュースで、筆者は「やっぱりきてるな」という思いと、今後もっと便利になるだろうなという期待、あと少しの焦燥感をおぼえました。

業務の自動化は、まずは企業でいうといわゆる間接部門(要するに事務方)から進んでいくと言われてますが筆者もそう思います。

筆者は経営企画部という間接部門で働いているので、実感として今現在行っている業務のうち半分近くは自動化できると思っています。

いわゆるルーティン業務、例えば月々の収支管理、レポート作成、数字の数値更新などなどについてはほぼ自動化できるはずです。実際に社内ではこれらの業務について自動化できるかどうかの検討が進んでいて、ゴールドマンのように徐々に自動化されていくかもしれません。

また以前に働いていたコンサルティングファームでも、ルーティン業務や単純作業は専門のアシスタントチームにアウトソースしていましたが、このような業務も今後どんどんコンピュータによる自動化が進んでいくことでしょう。

つまらない・めんどくさい仕事はAIに置き換わっていく

上記のようにどんどん自動化が進んでいくと思いますが、自動化される業務ってぶっちゃけ「つまらない、めんどくさい」ものですよね。

あまり頭を使わずにひたすら手を動かす「作業」でしかなく、その上結構時間がかかる。そんな業務なんじゃないかと思います。

と、こういうことが話題になると必ず「AIに仕事を奪われる!」と騒ぐ人たちがいますが、筆者としては「めんどくさいことはどんどんAIにやってもらったほうがハッピーじゃん」と思っています。

過去にも例えば産業革命などで業務が大幅に効率化してきたように、遅かれ早かれ今の単純作業はAIによって効率化されるでしょう。だからもう騒いだって仕方ないと思うのです。

人間にしかできない仕事をやる?

これまでのめんどくさい業務はAIが一手に引き受けてくれるようになる日は思っているより早くくると思います。そうなってくるとわれわれ人間は何をすべきなんでしょうか。

結局は人間にしかできない業務、筆者の身の回りで考えると

  • ファクトをもとに将来の計画を立てる
  • ビジョンを再構築する
  • 人と人、事業部間に立ち意思決定をサポートする
  • 適切な人員配置を考える

などなどです。要するに「考える」ということにより注力できると思っています。

前出のブルームバーグの記事でも、

ゴールドマンの幹部らは、特に若手バンカーの作業を減らすために新しいテクノロジーに注目している。やりがいのある仕事に集中できるようにすることで、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社やテクノロジー業界の大手、新興企業に人材が流れるのを防ぎたい考えだ。

と出ており、やはり自動化によって浮いた時間でよりやりがいがあり人間にしかできない「考える」仕事に集中できるようになっていくのだと思います。

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“自分”にしかできない仕事をする

AIではなく人間にできる仕事に注力することも重要ですが、さらに言うと“自分”にしかできない仕事をやれるともっとハッピーなのでしょう。

ホリエモンこと堀江貴文氏の著書『多動力』では、自分の価値を上げるには

自分の希少性(レア度)を上げることが重要、つまり自分にしかできない仕事以外やらないほうがいい、ということが言われていて筆者としても納得しました。

AIではなく人間にできる、さらに自分にしかできない(自分がやったほうがより良い)仕事に注力していくことで自分の価値を上げていくことが、AI時代のキャリアの歩みかたの基本スタンスになるのだと思います。

改めてAI時代に突入していることを実感させられるニュースなのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

外資系製薬会社MR→コンサルティングファーム→ネット系企業の経営企画で働く30代。AI時代の生き方・キャリア観について日々あれこれ妄想しています。